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高カロリーだって、大丈夫!ロースイーツが太りにくい理由

季節が春になりました。
我が家の近所の桜も、キレイに咲いています。
たくさん重ねていた衣服も、だんだん薄着へと変わっていく季節。

身体の線が気になるのに高カロリーのロースイーツを、食べていても大丈夫なのかな?
「カロリーの高さ=太りやすさ」ではないのかな?

それでは、質問にお答えします(^^♪

カロリーとは?

カロリーは、エネルギーの単位です。
人の身体を動かすために消費されるエネルギーの単位の事なのです。

このカロリーには、次の2種類があります。

摂取カロリー・・・食べ物や飲み物から取り入れるエネルギー

消費カロリー・・・人の身体が動くことによって消費するエネルギー

自分が食べた摂取カロリーが消費カロリーより多くなると、余ったカロリーが体脂肪に変わるのです。
体脂肪が付いてくると、なんだかお腹周りが太くなって来たような(;^_^A

それじゃ体脂肪を減らすために、摂取カロリーを減らすと痩せられるのかな?

でもカロリーは、エネルギー消費にも使われています。
ということは、体脂肪の事だけを考えて摂取カロリーの量を減らすと、消費カロリーまでもが減ってしまうのです。
ただ一方を減らせば良いわけではないのですね。

その1 <糖質>

糖質のカロリー量は1gあたり4Kカロリー。

糖質がエネルギー源として使われる時は
身体を激しく動かすとき
脳を働かせるとき ⇒ 頭を使う時に甘いものが欲しくなるのは、これが要因 ??

糖質は、摂取量が足りない時は脂肪やアミノ酸を使ってくれます。
反対に摂取量が多い時は、そのまま脂肪へと変わってしまうのです。

その2 <脂質>

カロリーの中で、最もエネルギーとして使われやすい脂質。
脂質のカロリーは1gあたり9Kカロリー。

脂質がエネルギー源として使われる時は
体温を保つとき
筋肉を動かすとき
ゆるやかな運動のとき
生体膜を構成するとき
ホルモンバランスを整えるとき
代謝を活性化するとき

身体についた脂肪を落としたい時は、脂質を消費するために激しい運動は避け、長時間のゆるやかな運動を行ったほうが良いですよ。

その3 <タンパク質>

タンパク質のカロリーは1gあたり4Kカロリー。

タンパク質がエネルギー源として使われる時は
筋肉を構成するとき
血液や髪、爪、皮膚を構成するとき

身体の筋肉の量はエネルギーを消費する効率を表す、代謝の量に関係しています。
筋肉を構成しているタンパク質を摂取することで、日頃の消費カロリー量を上げられるんですね。

カロリーと太るの関係性

カロリーとは、消費をされなければ脂肪に変わってしまう事がわかりました。

しかし「カロリー=太る」は間違いです。
カロリーが高いから太るのではなく、摂取カロリーを消費できないから太ってしまうのです(;^_^A

同量のカロリーでも糖質か脂質かで、消費される量に違いがあるのです。
運動の違いでの消費量も見て行きましょう。

激しい運動 ⇒ 脂質によるカロリーよりも糖質によるカロリーを多く消費

緩やかな運動⇒ 糖質より脂質によるカロリーを多く消費

カロリーばかりに目を向けるのではなく、糖質・脂質・タンパク質をバランス よく摂取しましょう。
そして、摂取カロリーをしっかりと消費できるように工夫します 。

カロリーって、不足しても太るの?!

カロリー不足で太る場合がある!
それは、どんな時なのでしょうか?

【筋肉量が減って、代謝が落ちたとき】

人は寝ている時や休息時の何もしていない時でも、エネルギー消費をしています。
この約40%が筋肉によって行われています。

カロリーの中には、筋肉を構成するタンパク質と筋肉を動かすエネルギーの脂質があります。

摂取エネルギーを減らすことによって、筋肉は減ります。
筋肉が減ると代謝が下がりエネルギー消費が出来ません。
それによって脂肪が増える結果になり、太ることにつながります。

【身体が飢餓モードで脂肪を溜め込むとき】

身体を動かすカロリーが減ると身体の飢餓モードが働きます。
そうすると、私たちの身体は脂肪からエネルギーを作り出せるように、脂肪を溜め込みをはじめます。
身体がこの状態になると、摂取エネルギーをどれだけ減らしても脂肪に変えてしまうので太ってしまうのです。

カロリーは、摂取しても消費すれば太るのを防ぐことが出来ます!

カロリーを消費する食べ物とは?

次に太ることを防いでくれる、カロリーを消費する食べ物について見て行きましょう。

糖質の代謝はビタミンB1
効率良く代謝し、脳の働きが活性化し、集中力の向上や神経も安定します。
豚肉、うなぎ、大豆、ナッツ類

脂質の代謝はビタミンB2
脂質や脂肪が燃焼されて、身体の新陳代謝を促します。お肌のターンオーバーを整え美肌やケガの治癒力にも関わります。
レバー、乳製品、うなぎ、大豆製品、卵

タンパク質の代謝はビタミンB6
筋肉をつけたり皮膚や髪、爪などを健康に保つ。神経伝達物質に作用しホルモンバランスを整える効果もあります。
レバー、さんま、大豆製品、卵、バナナ

カロリーが脂肪として蓄積されるのを防ぐものに、食物繊維があります。

食物繊維とは、腸内環境を整えて口に入れたものの消化を助けてくれる働きがあります。
また、食物繊維は血糖値の上昇を抑制しインスリンの分泌を抑えます。
インスリンは吸収された糖分を脂肪に変えながら血糖値を抑制する存在。
なので、インスリンの分泌を防ぐ=カロリーが脂肪に蓄積されるのを防ぐこととなります。

この食物繊維を摂るのに効果的なのが、フルーツや野菜です。

カロリーの高い食べ物と食物繊維を合わせると、身体に脂肪はつきにくい!

まとめ

ロースイーツはカロリーが高いスイーツです。
だけど「カロリー=太る」ではありません!
摂取しても、ちゃんと消費すれば良いのです。

そして、カロリーを消費する食べ物の中には、ロースイーツの材料であるナッツ類が含まれています。

カロリーの高い食べ物と一緒に摂ると良い食物繊維は、ロースイーツの材料のフルーツ。

カロリーの事、栄養の事、知れば知るほどロースイーツって素晴らしいスイーツ。
高カロリーでも太りにくい、嬉しいスイーツです( ´艸`)

美味しく食べて健康に!

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